統一テスト本番まで一カ月を切った現在何をすればいいでしょうか?
焦る気持ちは判りますが、浮足立ってはいけません。いままで使ってきたテキストを見直したり、苦手な分野の復習に当てましょう。
以下、科目別の対処法を記載します。
1、英語
使用している単語集・熟語集を常に携帯し、スキマ時間(移動時間・問題を解くのに疲れたとき等)を利用して、それに目を通してください。
特に、熟語(イディオム)は覚えているだけで得点できるので、暗記に努めてください。その際、面倒くさがらずに、熟語を含んだ例文も読んでください。
また、清水書院刊「統一テスト問題と詳解」の付録CDを聞いて、ヒアリングテストの要領を再確認してください。
2、文系数学
まずは、数学テキストの巻頭・巻末についている公式集を確認してください。
特に、三角関数(正弦定理・余弦定理・面積・加法定理・合成・三角形の面積)、指数・対数関数(不等号の向き・指数対数の性質)、数列(一般項・Σ・階差数列・漸化式)、ベクトル(内積・分点の位置ベクトル)、図形と式(内分点・外分点・重心の座標・2点間の距離・点と直線との距離・円の方程式・円の接線・円と直線の位置関係)については、再度確認してください。
次に、不得意分野の過去問をできるまで何度も解いてください。
時間がなくても、本試験まで毎日最低1問は数学の問題を解き、数学の勘を養っておくことが必要です。
本試験当日の朝も、一問解いてから登校すると良いです。
3、国語
スキマ時間を利用して、現代文に関しては漢字と文学史のテキストに、古典に関しては古文単語と古文・漢文文法のテキストに、それぞれ目を通してください。
直前期には、国語の問題を解いている時間的余裕がないと思われるので、国語の勘を無くさないように新聞には毎日目を通してください。
4、日本史
知識の整理のために、年表等を利用してください。
お勧めは、以前紹介した「元祖日本史の年代暗記法」
を最初から第7章の明治時代まで通して何度も読み、知識を定着させる方法です。
「元祖日本史の年代暗記法」は、右頁の解説が秀逸なので、単に年代暗記のための語呂合わせテキストにだけ利用していてはもったいない代物です。常に携帯し、知識の整理に役立ててください。
余力のある方は、「詳説日本史4択正誤問題集」
をやるのもいいでしょう。
これからの季節、体調管理にも十分気を配ってください。
それではまた。