前回に引き続き、英語グラマーの定期テスト対策についてお話します。
グラマーはリーダーに比べて少し厄介
というのは、付属校にもよりますが、試験範囲が膨大だからです。通常、「英文法」と「イディオム」両方から出題されますが、試験前の付焼刃的な勉強(丸暗記等)では納得のいく点数をとれないと思われます。
まずは、「英文法」対策
テキストは、
や
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等を使用していると思いますが、テキストの「現在完了」「仮定法」等から5単元程度出題されます。
これらのテキストは、日大統一テストのレベルを超えるので、まずは、「赤字」や「*」がついた問題だけ確実に解けるようにします。問題を解いて正解していたとしても、「解説」を納得いくまで読み込みます。それが終わったら、「イディオム」の暗記に移ります。
次は「イディオム」
「イディオム」に関しては、統一テストで必須ですから、時間をかけて丁寧にやります。
「イディオム」は「暗記のみ」なので、英語の理解が乏しい方の得点源です。死に物狂いで暗記しましょう。
「英文法」の学習同様、まずは、出題範囲のうち「赤字」や「*」がついたものだけ、完璧にします。完璧にというのは、英語⇒日本語、日本語⇒英語(書けるようにすること!)という意味です。
統一テストの「イディオム」のレベルは高いので、定期テストの「イディオム」では8割程度得点するように心がけましょう。
それが終わったら、出題範囲の残りの「イディオム」を暗記しましょう。暗記は机に向かってだけしていたのでは他の科目の勉強時間が無くなります。通学時間・休み時間等、いわゆる「スキマ時間」を有効に活用しましょう。
「イディオム」の暗記が終了したら、「英文法」の残りを同じ要領で学習します。
ここまできて、試験前に勉強するだけでは足りないことがお判りになったと思います。
リーダー同様、グラマーに関しても日頃の予習が欠かせないのです。そして、予習さえしておけば、試験前は「イディオム」の暗記だけに注力できるので、試験で高得点が期待できます。
総じて、定期テスト対策には、予習復習が欠かせないことをご理解いただけたでしょうか?
それではまた。