今回は、リクエストの多い倫理政経の勉強法についてお話します。
基礎学力到達度テストで倫理政経を選択する方の多くは、「政治経済は好きだけど、倫理は???」という方が多いと思います。
そして、倫理は哲学思想に関する出題も多いのでとっつきにくいこともあり、苦手とされている方も多いでしょう。
さらに、「政経倫理の授業は高3で初めて」、という高校も多いので勉強し辛い科目で、
政経倫理に精通した教師はあまりいません。
そこで、以下記載することをやれば、基礎学力到達度テストで6割は取れる方法を伝授します。
1、倫理
思想家から事柄を連想する
例えば、
プラトン➡ソクラテスの弟子、イデア論、国家論、アリストテレスの先生、ソクラテスの弁明
マルクス➡資本論、エンゲルス、共産党宣言、ヘーゲル、フォイエルバッハ、唯物史観
のように、まずは連想ゲーム的に単語を覚えます。
上記のような連想が最低限出来る用になれば、問題で他の人物が行ったことや言葉を✕とすることにより選択肢を選ぶことが可能となります。
その際、一問一答形式の問題集が役に立ちます。
漢字や英単語と同じように「先ずは暗記」を心がけてください。
思想に関しては深入りしない
勉強が進むと、「なぜそうなるのか?」等の疑問が生じると思います。
また、高校生の皆さんが生きるうえで重要なアドバイスとなる事柄が先人から提示されることもあるはずです。
しかしながら、たとえ興味をもったとしても、
決して深入りしてはいけません。
目標はあくまでも、基礎学力到達度テストで合格点をとることであり、
英語や数学により多くの時間をかけるべきだからです。
広く浅くを心がけること
基礎学力到達度テストではあるゆる分野から出題されます。
分野別の出題のため、すべての分野の基礎知識を付ける必要があります。
難問に正答できても、高得点になるとは限らないので、穴を無くすような勉強を心がけましょう。
その他、辞書替わりの参考書をご案内します。
2、政治経済
政治経済は、地理や歴史等の科目と異なり、選択肢に語句が出たり、時事問題が出たりします。
さらに、グラフや図表の問題等の出題もあるため、社会の他の科目同様、高得点は採りにくくなっています。
そのため、基礎学力到達度テストでは6~7割を目指しましょう。
先ずは、これを一周します。
章の初めに重要事項の説明があるので、丸暗記しましょう。
政治経済は上記問題集だけで十分です。
3、過去問演習
毎度のことながら、過去問は80点以上得点できるまで何度もやりましょう。
それではまた。