今回は、４月の基礎学力到達度テストの出来が良くなかったにもかかわらず、その後のご両親の対応が良くなかったため、内部進学できなかったり、志望学部に行けなかった場合の「あるある」についてお話しします。
４月の基礎学力到達度テスト結果、内部進学の可能性が低いにもかかわらず、生徒さんにもっと頑張るように言ったり、通塾させるだけ
４月のテストの席次で７千番台以上の場合、ご両親も生徒さんもプライドを捨てて、家庭教師や日大基礎学力到達度テスト対策をしてくれる個別指導塾の助けを借りましょう。
７千番台以上の生徒さんは、英数の基礎ができていません。
加えて、高２生は数ⅡB、高３生は社会や理科を学習しなければならないため、
独学や集団授業の塾では対応することができません。
生徒さんは大学には行きたくても、「そもそも、勉強するのがイヤ・苦手」だったり、「自己流のため効率が悪」かったり、「テスト対策をどうすればいいのかわからない」のがほとんどです。
高校生になるとご両親より身体は大きく、ご両親の言うことを素直に聞くことも少なくなるでしょうが、実際は未熟で実社会の厳しさはわかっていません。
このような生徒さんを助けてあげられるのは、ご両親しかいないことをお忘れなく！
もうひとつ、お子さんが６千番以内だからといって、安心していてはいけません。
部活を引退した生徒さんは夏休み中猛勉強するため、すぐに逆転され、４月のテストで４千～６千番台の方（実際、このクラスの生徒さんはの学力には？？？がつきます）でも、東京都内の学部に行けない場合が多いのでご注意ください。
最悪、東京都外の学部には行けると思って、全く対策を取らない
このブログをご覧になっている方の中にも、「どこかには入れる」と思っている生徒さんやご両親もいらっしゃると思います。
ご両親の中には、ご自身の経験から何とかなると思っている方も多くいらっしゃいます。
確かに、日大統一テスト時代から基礎学力到達度テストに変わった数年前までは、「何とかなった」のも事実です。
しかしながら、令和の現在、日大に内部進学するのは依然と比べ物にならないほど難しくなりました。
理由の一つ目は、付属校が増えていること（目黒日大高校、等々）。
理由の二つ目は、以前は過去問をやっていれば（過去問の解答を見ても、わからない生徒さんがほとんど）、50点平均はとれていたが、最近は傾向を変えてきているため、付け焼き刃的な勉強では点数が取れなくなってきていること。
理由の三つ目は、コロナの影響によるオンライン講義のため、授業内容を理解していない生徒さんが増えてきていること
以上から、基礎学力到達度テスト対策はご家庭で対策をとらないと、内部進学は難しいと思ってください。
それでは、また。
