日大基礎学力到達度テストなんて怖くない!

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全部やろうと思わないこと

 こんにちは。今日のテーマは、「全部やろうと思わないこと」です

 

まず、全体的な視点。

「全部やろうと思わないこと」とは、日大統一テストに出題可能性が高いところを中心に勉強するということです。

 

日大統一テストでは、出題範囲がおおよそ決まっています。

第7回日本史編のところでお話ししたように、出題範囲が「古代から日露戦争くらいまで」というのが一例です。

また、英語では、英文和訳や英作文は出題されません。

さらに、数学では頻出の分野があります。

 

出題可能性が低いまたは全くないにもかかわらず、日本史で難解な漢字を書けるようにしたり(「讒謗律」等)、数学の論証問題を解くのは、ナンセンスであると言えます。

 

過去問を解くのは、過去に日大統一テストに出題されたものから、将来出題される可能性の高いものを見極め、その分野を中心に勉強するためです。 また、出題可能性の高いもののうち、自分の弱点を見つけ補強するためとも言えます。

 

次に、個々のテストにおける「全部やろうと思わないこと」という視点。

 

日大統一テストは内部の試験といえ、選抜試験のひとつです。選抜試験では、様々な観点から、満点がでないように作問されているのが通例です。

そのため、1科目につき1~2問は例年に比べ「難しい」といえるような出題があります。

 

みなさんに申し上げたいのは、このような問題を素早く見抜き、無視する、ということです。

 

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例えば、数学につき7問出題されたとすると、試験時間は70分なので、単純計算で1問あたり10分で解かなければなりません。

しかしながら、試験開始の合図とともに、自分の能力を超えた問題を素早く見抜き(客観的難問だけでなく、何度やっても正解率が低い自分にとって苦手な問題も含んで構いません)、その問題を捨て問とすることで、1問あたり15分程度時間をかけられることになり、見直しの時間も十分取れることになります。

 

当ブログの読者にとって、数学では60点採れれば上出来です。そのためには、他の受験生が正解する問題は確実に正解することが必要です。

 

日大統一テストにおいては、「全部やろうと思わないこと」が成功の鍵です。

覚えておいて損はないと思います。

 

それではまた。

 

 

合格手帳

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