日大付属校に入学した生徒の一般的な中学時代
受験勉強からの解放感から、失われた娯楽の時間を取り戻そうと、ほとんどの生徒さんが、部活(スポーツや音楽等)やゲーム(スマホ、PS、switch)に励みます。
ご両親も、過酷な受験を乗り越えてきたこともあり、かつ、このまま大学に進学できると「淡い期待」を抱いているので、小学校の頃のように口うるさく言わなくなります。
学校も部活と友達と会いにくる場と化し、授業中は「誰かが何か喋ってる」くらいの気持ちで聞き流す毎日が続きます。
ただ、中学時代は、学習内容もそれほど難しくなく、国語や社会は中学受験の貯金があることから、定期テスト前に「ちょこっと」やるだけで、「そこそこ」の点数は取れてしまします。
さらに、日大付属中学の高校への進級は非常に「緩い」ので、余程のことがない限り全員進学します。
中高一貫校のこのような「ぬるま湯」体質が不幸を招く一因となっているとも知らずに・・・。
高校入学組が参入
クラスに高校入学組が入ってくると、中学入学組のほとんどの生徒さんは学力の差に愕然とします。
それは当たり前です。推薦入学の生徒さんたちも、中学入学組が遊んでいたころ、必死に受験勉強をしていたのですから。
自分がいかに勉強してこなかったか反省し、中学入学組のほんの一部の生徒さんは心を入れ替え勉強するようになりますが、大部分の生徒さんは中学時代の延長で、ほとんど勉強しないか、または、全く勉強しません。
1回目の基礎学力到達度テスト
そして迎えた高2の4月。
基礎学力到達度テストの結果にショックを受けます。
当然のことにように、テスト上位者はほとんど高校入学組です。
そこで、さすがに勉強しようと思いたちますが、4年間ほとんど勉強していないので、何をどうやっていいのかわからず挫折して、元の全く勉強しない日々に逆戻り。
最も不幸なのは、勉強していないのに偶然5千番台くらいの成績となった生徒さんです。
勘違いして、そのまま勉強せず、当然内部進学はできない生徒さんが多数いらっしゃいます。
2回目の基礎学力到達度テスト
このテストでは、日ごろの学力がモノを言うため、ほとんどこの順位で内部進学が決まってしまいます。
三者面談で担任から「耳を疑うような最後通告」を受けるご家庭もチラホラ。
ダチョウ倶楽部ではありませんが、「聞いてないよ~」状態です。
勉強しろとご両親が説得しても、小学生の時のように言うことなんて聞くわけもなく、何しろ勉強のやり方すらわからない。
時すでに遅し・・・。
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そして迎える最後の基礎学力到達度テスト
正直、4月のテストの順位で内部進学できる学部や内部進学の可否が決まってしまいますが、わたくしの生徒さんには例外もいらっしゃったので、本気でやるのなら、相談に乗ります。
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