中学入学生は中学レベルの学力も・・・
大変申し上げにくいのですが、日大付属中学に入学されている生徒さんのほとんどが、日大付属中学を第一志望としていなかった方々
と推測します。
つまり、ほとんどが第一志望の中学受験に失敗した方と思われます。
第一志望校合格のために、小学4年生のころから親が言うままに〇APIX・△能研・◇アカデミー等に通塾し、受験勉強を始めていた方も珍しくはないでしょう。
それほど頑張ったにもかかわらず、現実は残酷で、第一志望校不合格の事実に落胆したことでしょう。
ただ、人間は新しい環境に順応するようにできているので、
ほとんどの生徒さんは、中1の5月ごろには、不合格の悔しさは忘れ、
「大学までエスカレーターで行けるから、まあいいか」
と自分に言い聞かせるとともに、受験勉強からの解放感も手伝い、
ほとんど、または、全く勉強しなくなり、
定期テスト前に「赤点・追試・補講を免れるだけの暗記」
にいとも簡単にシフトします。
中学は義務教育なので、高校まではほとんどの方が進学します。
また、学校側もよほどのことがない限り、付属高校へ進学させます。
中学入学組はほとんど、上記のような有様なので、
中学レベルの学力を有さない生徒さんが多数いらっしゃいます。
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高校は義務教育ではない
高校になると、英語・数学のレベルは格段に上がります。
さらに、古文漢文、社会が加わります。
中学レベルの基礎が身に付いてないうえに、レベルの高い内容を、早い進度で進むのですから、授業についていける訳がありません。
中学では席次が中位だった方も、高校入学生が混ざることにより、下位または成績不良による呼び出しとなることが目立ち始めます。
一度、席次が下位になると、全ての勉強が積み上げですから、
中位以上に戻るのは極めて困難です
(いわゆる 深海魚状態)。
いくら頑張っても(?)、いつも赤点。
定期テスト勉強をどうやっていいか皆目見当がつかない。
⇒定期テストもスルー
という悪循環に陥ります。
定期テストだけでなく、実力テスト・日大チャレンジ模試、そして、高2・高3/4月の基礎学力到達度テストもスルーします。
高3/4月の基礎学力到達度テストの結果を見て、
やっと、親に相談し何とかしようと試みますが、
時すでに遅し。
思い当たる方は・・・
「上の生徒は自分だ」と思った高2生は、
「反省できるだけ、内部進学の希望が残っています」。
過去は取り戻せません。
心を入れ替え、適切な指導者に任せることにより、内部進学を果たしてください。
すぐに動きましょう。